第4位:せんぐり(何度も)(773票)
4位は「せんぐり」(何度も)!
- へええええ
- 千回繰り返すという意味かな
- 初めて聞いたときに、センブリ?と聞き返したことを思い出しました
「せんぐり」は「でんぐりがえり」もしくは、「栗」や「どんぐり」の新種…ではなく、京都府の方言で「何度も」や「次から次に」という意味です。「先繰り」と漢字で書くと意味が想像しやすいかもしれませんね。他にも大阪府や兵庫県、徳島県などでも使われています。「せんぐりせんぐり」と繰り返して使うこともあり、その時は「何度も何度も」や「繰り返し繰り返し」という意味になります!
第3位:こーとな(地味で上品な様子)(827票)
- 言葉の響きが、やわらかい
- 地域の方言は難しい
- 四文字でこんなに長い意味なんだと思いました
- 京都市民ですけど、聞いたことがありません
京都ならではのみやびな言葉!3位は「こーとな」(地味で上品な様子)!
「地味で上品な様子」をあらわす京都府の方言「こーとな」。漢字で書くと「公道な」になります。こういった方言があること自体、京都らしくて素敵ですね。ちなみに京都の方言と聞くと真っ先に挙げられる「はんなり」は、「はなやかで上品な様子」を表す方言。成人式でよく着られている振袖などは「はんなりした着物」、結婚式で新郎新婦の母親が着る黒留袖などは「こーとな着物」と覚えてくださいね。
第2位:おけんたい(当然、当たり前)(846票)
- 隣県ですが、知らん言葉です
- 字面を見ても何の意味かわからない
- ほんまおけんたいに、ようやらはりますえ…(※編集部注:『ホントに、当たり前のようによくやりますね』という意味)
- 上品すぎてよくわかりまへん
これを使いこなせたら立派な京都人?! 2位は「おけんたい」(当然、当たり前)!
「おけんたい」は何を意味する方言だと思いますか?「たい」が語尾の、九州の方言っぽく感じる人もいるかもしれませんね。京都府の方言では「当然」や「当たり前」という意味を表します。大阪府などでも使われている方言ですが、「お」を付けずに「けんたい」とだけ言うこともあるようです。本音と建前を上手く使い分ける京都の方が使うことで、「おけんたい」という言葉の威力も増すのかも!?
第1位:えんばんと(あいにく、折り悪しく)(1,240票)
- 初めて聞く言葉
- 京都の友人との会話で聞いた記憶があるが、全く意味が分からなかった
- UFO?円盤?
- この頃あまり聞かなくなったわ
空飛ぶ円盤ではありません!1位は「えんばんと」(あいにく、折り悪しく)!
「えんばんと」と聞くと、「円盤と」と言っているのかと思ってしまいますね。えんばと、えんばな、と言う他地域もあるようで、「あいにく」や「折り悪しく」という意味になります。「その日はえんばんと留守で…」や、「今週はえんばんと雨模様で…」などの使い方をします。年代によっては使われない言葉になりつつあるようで、後世へ残したい方言ですね。
京都弁!意味が難しい京都府の方言ランキングPart2ベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)9,944名が選んだ<京都弁!意味が難しい京都府の方言ランキングPart2>でした。
TOP10
- 1位えんばんと(あいにく、折り悪しく) (1,240票)
- 2位おけんたい(当然、当たり前) (846票)
- 3位こーとな(地味で上品な様子) (827票)
- 4位せんぐり(何度も) (773票)
- 5位あも(餅) (731票)
- 6位あしあらい(慰労会、打ち上げ) (706票)
- 7位じぶんどき(食事時) (704票)
- 8位てんご(悪ふざけ、いたずら) (700票)
- 9位おはようおかえりやす(いってらっしゃい) (657票)
- 10位あがる・さがる(北へ行く・南へ行く) (564票)
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,944名
調査日:2024年8月6日